鳥取・若桜のレンタカー移動、まず知っておきたいこと
祖父母から子どもまで年齢差のある3世代旅行では、移動そのものが旅の負担になりがちです。若桜は鳥取駅からレンタカーで向かうのが現実的なルートですが、車で約40〜45分かかる山あいの区間もあれば、鳥取駅から徒歩数分で拠点になる宿もあります。
正直に言うと、若桜エリアの宿は素泊まりや山小屋タイプが中心で、豪華な会席や大浴場をうたう施設は多くありません。その代わり、鳥取駅前には大浴場付きのビジネスホテルがあり、若桜観光の前後泊として組み合わせやすいのが実情です。今回は、若桜エリアで泊まる3軒と、鳥取駅前を拠点にする2軒、あわせて5軒を比較しながら紹介します。
比較の軸をまず表にまとめました。
| 宿名 | アクセス目安 | 食事・設備の特徴 | 価格目安 |
|---|---|---|---|
| ヒュッテ白樺 | 若桜駅からバスで約20分 | ジビエ料理・手ぶらBBQプランあり | 4,400円〜 |
| 氷ノ山高原の宿「氷太くん」 | 若桜駅からバスで約20分 | 大浴場・体育館・会議室 | 9,500円〜 |
| 八東ふる里の森 | 若桜駅から車で約45分 | バンガロー・自炊キッチン | 手ぶらキャンプ13,000円〜 |
| アパホテル〈鳥取駅前南〉 | JR鳥取駅南口から徒歩2分 | 大浴場利用可・レストラン併設 | 3,960円〜 |
| 鳥取ワシントンホテルプラザ | JR鳥取駅より徒歩2分 | 朝食4.24・夕食4.45と評価が高い | 4,600円〜 |
価格は2026年9月時点・2名1室の目安です。プラン内容によって変動するため、予約時に必ず確認してください。
若桜エリアで泊まる、自然体験が中心の3軒
若桜駅周辺は観光の起点としては便利ですが、宿泊施設そのものは山小屋・自炊タイプが中心です。3世代で「若桜の自然をゆっくり味わう」ことを目的にするなら、この3軒が候補になります。
氷ノ山の麓で鹿肉ジビエ料理を楽しむ「ヒュッテ白樺」

ヒュッテ白樺は若桜駅からバスで約20分、氷ノ山ふれあいの里行きのバスでスキー場前下車という立地です。氷ノ山登山や自然体験の拠点として使われている山小屋タイプの宿で、素泊まりプランなら4,400円からと価格を抑えられます。
公式サイトによると「鹿肉や豚すきなど、ちょっと珍しい料理も用意しております」とのことで、氷ノ山の自然の中で味わう食事が売りの宿です。
食事の幅と3世代での使い分け
食事についてはもう一点、公式サイトの紹介では「牛肉・豚肉・ジビエ鹿肉・鶏肉・ソーセージ・エビ・野菜・汁物・おにぎり・フルーツ」という具体的な食材リストが挙がっています。好みが分かれやすい3世代旅行では、こうした幅の広さが安心材料になります。
また「『手ぶらでBBQプラン』は、ご家族から団体様までご利用可能です(※要予約)」ともあり、道具を持たずに家族でBBQができる点は、子ども連れにも祖父母連れにも向いています。ただし山あいの立地なので、夜間の移動は避けて明るいうちにチェックインする計画にしたほうがよさそうです。
素泊まりで13,200円のプランもあり、食事の要不要で選び分けられるのも実務的です。静かな山小屋の一夜。
大浴場と体育館を備えた家族向けの宿「氷太くん」

氷ノ山高原の宿「氷太くん」は若桜鉄道の若桜駅からバスで約20分、鳥取自動車道の河原ICから車で約40分の立地です。レンタカー移動を前提にするなら、こちらの車でのアクセス時間のほうが実用的でしょう。
この宿の特徴は大浴場があること、そして体育館や会議室まで備えていることです。設備には売店や自動販売機もあり、団体旅行や合宿にも使われてきた造りだとわかります。3世代旅行で人数が多くなっても、共有スペースに余裕がある点は心強いです。
洗濯機が4台(無料)用意されているのも、荷物を減らしたい多人数旅行では地味に助かるポイントです。口コミは14件寄せられています。ただし公式サイト由来の追加情報は取得できておらず、楽天API側の情報だけで判断する必要がある宿です。
自炊とワーケーションもできる「八東ふる里の森」
八東ふる里の森は若桜駅から車で約45分と、今回の5軒の中では最も距離があります。テントサイトは1,000円、手ぶらキャンプは1張(4人まで)で13,000円と、人数や装備に応じて選べるのも魅力です。ャンプは1張(4人まで)13,000円で利用でき、ブナの群生林に囲まれたキャンプ場で、テントサイトは1,000円、手ぶらキャンプ(1張4人まで)は13,000円と、設営の手間を省きたい人にも対応したプランがあります。敷地内にはキッチン付きのワークスペースも備わり、駐車場も無料で利用できるため、テントサイトは1,000円、手ぶらキャンプ(1張4人まで)は13,000円から利用でき、キッチン付きの設備で自炊もできるほか、Wi-Fi環境を活かしたワーケーション利用も可能です。バンガロータイプの宿泊棟にはキッチンが備わっています。
公式サイトによると「ブナの森でワーケーション、WIFI、ドリンク付き」というワークスペース利用の紹介もあり、宿泊だけでなく日中の休憩拠点としても使える場所です。手ぶらキャンプは1張(4人まで)で13,000円という価格も公式サイトの案内に載っています。
正直なところ、3世代旅行の宿泊先としては自炊が前提になる分、祖父母世代には向き不向きが分かれます。ただ、車移動の途中で自然の中に立ち寄る休憩地点として考えるなら選択肢になります。
鳥取駅前を拠点にするなら
若桜への移動を1日にまとめ、前後泊は鳥取駅前で済ませるという組み方もあります。駅前なら徒歩2分圏内にホテルがあり、レンタカーの返却や乗り換えの動線も短くて済みます。
駅近で大浴場も使える「アパホテル〈鳥取駅前南〉」

アパホテル〈鳥取駅前南〉はJR鳥取駅南口から徒歩2分、鳥取自動車道鳥取I.Cより車で約10分という立地です。空港からもバスで約20分と、飛行機での来訪組にも使いやすい位置にあります。
評点は接客4.13、立地4.18、客室4.23、設備4.11、風呂3.95と、全体的にバランスの取れた数字です。届いている口コミには、部屋の清潔感と隣接するアパホテルの大浴場が使える点を評価する声があります。
駐車場ありで、レンタルグッズ(羽毛枕やブランケット、加湿空気清浄機など)が先着順で借りられるのも、荷物を減らしたい家族旅行には便利です。ソファベッドの部屋は硬めという声もあるため、寝具の好みがはっきりしている祖父母世代がいる場合は部屋タイプを確認しておくと安心です。
朝食・夕食の評価が高い「鳥取ワシントンホテルプラザ」

鳥取ワシントンホテルプラザはJR鳥取駅より徒歩2分、鳥取空港より車で15分です。駅近という条件はアパホテルと並びますが、評点の中身が少し違います。
朝食4.24・夕食4.45という食事評価
この宿の評点は接客4.15、立地4.19、客室4.06、設備3.93、風呂3.81、朝食4.24、夕食4.45、清潔感4.05です。8項目の中でも夕食評価4.45が突出していて、正直、駅前ホテルでここまで食事評価が高いのは調べていて意外でした。
投稿された口コミには、鳥取駅から近く雨でもほぼ濡れずに移動できるという声があります。山陰は天候が崩れやすい地域なので、これは3世代旅行では地味に効く情報です。
公式サイトの紹介では「添い寝のお子様のご朝食はホテルフロントでお申し付けください」とあり、小さな子どもを連れた家族利用を想定した案内が用意されています。チェックインは14時、チェックアウトは10時で、これは公式サイトにも明記されています。全室Wi-Fi・有線LAN接続が無料な点も、複数世代で情報を確認し合う旅行では役立ちます。
レンタカー移動と3世代旅行の注意点
- 若桜方面への移動は片道40〜45分程度を見込み、休憩を挟む前提でスケジュールを組む
- 若桜エリアの宿は大浴場や食事付きプランが限られるため、事前にプラン内容を必ず確認する
- 祖父母世代がいる場合、駅近ホテルを拠点にして日帰りで若桜を往復する組み方も検討する
- 荷物や寝具の好みが分かれるなら、部屋タイプ(ダブル・セミダブルなど)を予約前に確認する
レンタカーでの移動時間そのものは短くても、山道特有の疲れは想像以上にたまります。休憩をこまめに取る計画にしておくと、到着後の観光や食事を気持ちよく楽しめます。
まとめ|移動で疲れさせない宿選びのコツ
若桜の自然をじっくり味わいたいなら、ヒュッテ白樺や氷太くんのような現地の宿。移動の負担を減らして拠点を固定したいなら、鳥取駅前のアパホテルやワシントンホテルプラザ。どちらを選ぶかは、3世代のうち誰の負担を優先するかで決まります。
個人的には、初日は駅前で疲れを取り、翌日にレンタカーで若桜へ向かう組み方が無理がないと感じました。祖父母世代の体力と、子どもの移動耐性の両方を見ながら、宿の場所を決めてみてください。 “`
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