三世代での旅行は、正直いちばん宿選びが難しいと思います。小さい子どもは走り回りたいし、祖父母世代は長い移動や段差を避けたい。全員の希望を一つの宿で叶えようとすると、結局どこかが我慢することになりがちです。
三世代旅行で宿を選ぶときに大事な3つの視点
気になって調べてみたんですが、鳥取県八頭郡の八頭町・若桜町エリアには、家族構成がバラバラでも祖父母も孫も気を遣わない宿がいくつかあります。選ぶときのポイントは3つです。
- 部屋のタイプ 一棟貸しなら祖父母と孫世帯が別々に休める
- 食事の形 BBQや囲炉裏など、子どもが飽きずに参加できる食事スタイルか
- 移動の負担 若桜鉄道やバスを使う場合、乗り換えの回数が少ないか
まずは6軒をひと目で比べられる表を置きます。
| 宿名 | 客室・設備 | 食事 | 配慮ポイント | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|
| 鳥取ワシントンホテルプラザ | ベビーベッドあり・自動販売機 | レストランで夕食(評価4.45) | 駅徒歩2分でほぼ濡れずに到着 | 4,600円〜 |
| OOE VALLEY STAY | サウナ・体育館・卓球 | オールインクルーシブ | 全天候型の遊び場あり | 18,700円〜 |
| 氷ノ山高原の宿「氷太くん」 | 大浴場・スキー乾燥室 | レストラン | 若桜駅からバス約20分 | 9,500円〜 |
| ヒュッテ白樺 | 山小屋タイプ | 鹿肉や豚すきの郷土料理 | 一人旅プランが中心、要相談 | 4,400円〜 |
| Fam | 一棟貸し古民家・BBQガーデン | 手ぶらBBQ可 | 1日1組限定で他の家族と気を遣わない | 9,744円〜 |
| 八東ふる里の森 | セルフコインランドリー・キッチン | 自炊中心 | ブナ林に囲まれた自然体験 | 要問い合わせ |
価格は2026年9月時点、2名1室1泊の目安です。プランや人数によって変わるので、予約前に必ず確認してください。
八頭・若桜エリアで三世代におすすめの宿6軒
ここからは1軒ずつ、祖父母と孫のどちらにとって何が良いのかを具体的に見ていきます。
駅徒歩2分、雨の日でも祖父母を歩かせない「鳥取ワシントンホテルプラザ」

鳥取ワシントンホテルプラザはJR鳥取駅から徒歩2分、鳥取空港から車で15分の立地です。公式サイトによると「JR鳥取駅(北口)から徒歩約2分。鳥取空港から車で約15分のビジネスホテル」とのことで、雨天が多い山陰エリアでの移動負担を減らしたい三世代旅行には現実的な選択肢です。
設備にはベビーベッドがあり、小さい孫を連れた家族でも安心です。評点は夕食が4.45と8項目のなかで一番高く、正直ここまで差が出るとは思っていませんでした。清掃評価も4.05と高めです。寄せられている口コミには、駅から近く雨でもほとんど濡れずに着けるという声があります。館内には自動販売機やコインランドリーもあり、荷物の多い三世代旅行の拠点として使いやすい一軒です。
雨でも遊べる全天候型ドームと里山の滞在「OOE VALLEY STAY」
OOE VALLEY STAYは八頭町下野にある里山リゾートです。公式サイトの紹介では「季節や天候を気にせずに思いっきり身体を動かせる全天候型の遊び場。」と紹介されており、天候に左右されがちな山陰の旅で、子どもの体力を持て余さずに済む数少ない施設だと思います。
最安値の目安は4,600円です。設備が充実している分、他の5軒より価格帯は高めですが、1軒で全員が退屈しない構成になっているのは強みです。ただし全天候型ドームなど設備が多い分、館内が広く、体力に自信のない祖父母には移動が多く感じられるかもしれません。
大浴場でしっかり温まる『氷ノ山高原の宿「氷太くん」』

氷ノ山高原の宿「氷太くん」は若桜鉄道の若桜駅からバスで約20分、氷ノ山のふもとにある宿です。大浴場があり、スキー乾燥室も備えているので、雪遊びや登山で濡れた孫たちの装備をそのまま乾かせます。
価格は9,500円からと、6軒のなかでも手が届きやすい部類です。口コミ件数は14件と少なめですが、体育館や会議室も備えているので団体での三世代旅行にも対応できます。ただし評点データそのものが記録されておらず、快適さを数値で確認できないのは正直な弱点です。予約前に電話やメールで浴場の広さや食事内容を確認しておくと安心だと思います。
郷土料理が気になる山小屋「ヒュッテ白樺」

ヒュッテ白樺は若桜駅からバスで約20分、氷ノ山ふれあいの里のスキー場前にある小さな宿です。公式サイトによると「鹿肉や豚すきなど、ちょっと珍しい料理も用意しております。」とのことで、普段食べられない郷土料理を孫世代に体験させたい家族には面白い選択肢です。
価格は4,400円からと6軒でいちばん抑えられます。ただし公式サイトでは一人旅専用プランが前面に出ており、三世代でまとまって泊まる場合は部屋割りを事前に相談したほうが確実です。素泊まりプランは13,200円で、食事の有無を選べる柔軟さもあります。
1日1組限定でBBQを楽しむ古民家「Fam」
Famは隼駅から徒歩約2分、公式サイトによると「鳥取県八頭町隼地域にある一棟貸し宿&日帰りBBQとして営業しています。」という一棟貸し古民家です。1日1組限定なので、他の宿泊客に気を遣う場面がそもそも発生しません。祖父母がゆっくり縁側で過ごし、孫たちは中庭でBBQという分岐プランが自然に成立します。
プラン名は「家族、仲間と過ごす時間を。広い中庭でBBQもできる【1日1組限定】一棟貸し古民家宿Fam」で、価格は48,720円です。最安値の目安は9,744円からとなっており、人数や日程によって幅があります。バーベキューガーデンのほか洗濯機やエアコンも備えているので、長めの滞在にも向いています。
自炊とブナ林で過ごす「八東ふる里の森」
八東ふる里の森は若桜駅から車で約45分、八頭町妻鹿野の森の中にあります。公式サイトによると「ブナの群生林に囲まれ、春の新緑、夏は避暑、秋には紅葉が楽しめ、たっぷりと自然にふれあえる森です。」とのことで、観光地というより自然そのものを楽しむ滞在になります。
設備はセルフコインランドリーコーナーとキッチンが中心で、自炊が前提です。価格データは公開されておらず、要問い合わせとなっています。移動時間が長めなので、祖父母の体力を考えると1日の予定を詰め込みすぎないほうがいいと思います。静かな森の時間そのものが目的の家族向けです。
車でのアクセスもスムーズな「OOE VALLEY STAY」
鳥取県八頭郡八頭町に位置する「OOE VALLEY STAY」は、三世代での移動を検討しているご家族にとって、アクセス面でも選びやすい宿泊施設です。
お車でお越しの場合、鳥取自動車道河原ICから約20分という好立地にあります。また、最寄りとなる郡家駅からは車で約20分、鳥取砂丘コナン空港からも車で約40分と、周辺観光や移動の拠点としても使いやすい場所に位置しています。
宿泊料金は最低18,700円からとなっており、家族での旅行プランを立てる際にも検討しやすい価格設定です。住所は鳥取県八頭郡八頭町下野331にあり、落ち着いた環境の中で過ごすことができます。
三世代旅行では移動の負担を減らすことが大切ですが、ICからの距離や空港からのアクセスが明確なこちらの宿は、スムーズな旅のスケジュールを実現する一助となるでしょう。
若桜鉄道・やずバスでの移動とアクセスの負担
三世代旅行でいちばん心配なのは、実は宿そのものより移動です。氷ノ山高原の宿「氷太くん」とヒュッテ白樺は、どちらも若桜駅からバスで約20分というアクセスで、乗り換えの回数自体は少なめです。八東ふる里の森は若桜駅から車で約45分とやや距離があり、公共交通よりも車移動が前提になります。
鳥取ワシントンホテルプラザはJR鳥取駅から徒歩2分と、そもそもバスや車を使わずに着ける立地です。祖父母の体力に不安がある初日だけこちらを拠点にして、翌日以降に八頭町側へ移動するという分け方もできます。Famは隼駅から徒歩約2分で、若桜鉄道の観光列車自体を楽しみながら移動できるのも三世代旅行らしい過ごし方だと思います。
予約前に知っておきたいこと
食事のスタイルも宿ごとに大きく違います。BBQを楽しみたいならFam、囲炉裏を囲みたいならOOE VALLEY STAY、郷土料理に触れたいならヒュッテ白樺、というように、目的で選び分けるとまとまりやすいです。
まとめ
三世代旅行の宿選びは、全員に同じものを求めないことが結局いちばんの近道だと思います。祖父母がゆっくりできる場所と、孫が体を動かせる場所を、1軒の宿の中に両方見つけられるかどうかで満足度は大きく変わります。
正直、6軒すべてが同じように向いているわけではありません。移動の負担を抑えたいなら鳥取ワシントンホテルプラザ、天候に左右されず遊ばせたいならOOE VALLEY STAY、他の宿泊客に気を遣いたくないならFam。目的に合わせて選べば、祖父母も孫も気を遣わない三世代旅行になるはずです。🌿
「三世代旅行 八頭 テーマパーク」で宿を探している方は、まず若桜鉄道の駅からの距離で1〜2軒に絞ってから、食事のスタイルで最終決定するのがおすすめです。
ピックアップ記事



